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補足2 助動詞

 
 
普通の助動詞の後は必ず動詞の原形

一般的に助動詞といわれるcan,must,may,will,shall,ought to,used to, dare,need などの後には必ず動詞の原形が置かれます。

 古谷メソッドの他の項目と同様に,英文をできるだけ分かりやすく,しかも正しく理解するためには,あまり専門用語を多く使わずに説明しなければならないでしょう。少し乱暴ですが,助動詞を大まかに分類してみましょう。

1.普通の助動詞:can,will,would,should,needなど
2.助動詞句(2語以上で出来ている助動詞):ought to,used to,have toなど
3.特殊な助動詞:be going to,be about to,be toなど


 英文法があまり得意ではない人にとっては,wouldやcouldは特に難しく感じることでしょう。 would はよく仮定法で使われます。単にwillの過去形としてよりは,仮定法で使われる場合がほとんどと言ってもよいくらいです。例えば "I would go there." と言った場合,"そこ" には行ったことになるのか、ならないのかが,まず理解できない人がいることでしょう。もちろん文脈による場合もよりますが,仮定法では「行かなかった」ことになります。正確には「行きたかったか,行くはずだったか,行くべきだった」けれども,結果としては「行かなかった」という意味なのです。
よく日本語でも耳にしますが,「言ってくれたら,行ったのに・・・」 といったときの 「行ったのに・・・」 にあたる語句だと考えて下さい。つまり " I would go there, if ・・・" で "if 以下が省略されているのです。

 簡単に助動詞を説明しましたが,以下にもう少し詳しく説明しています。やや堅い表現もあるので,難しいと感じたら無理して読む必要はありません。興味があれば挑戦してみて下さい。なお,個々の助動詞を使った表現は会話のページでも紹介していきますので,そちらもご覧下さい。

助動詞とは?
 助動詞は動詞の一種で,本動詞だけでは表すことのできない可能・必然・義務などの意味を表します。また本動詞と結びついて時制・法・態・疑問・否定などを表すものをいいます。

種類と語形変化
 助動詞には,動詞に「可能」,「必然」,「義務」などの意味を添える法助動詞 (can,must,may,will,shall,ought to,used to, dare,need) と,それ自体は特に意味を持たずに,時制・態・疑問や否定などの文法上の形を作る働きをするもの (have,be,do) とがあります。


[1] 法助動詞

 法の助動詞は,確信の度合い(may,mightなど)や意志(will)・能力(can)・義務(must)などを表すものです。語形変化には以下に示すように分詞がないなどの特徴があります。

(1) 人称・数によって語形が変化しない
3人称単数現在で (e)s がつきません。
I can swim.
He can swim.
We can swim.
They can swim.

(2) 活用が不完全
 助動詞には原形・不定詞・分詞がない。 must, ought to には過去形がなく, used to には現在形がありません。
参考に法助動詞の語形変化を表に示しますが,必ずしもこれを覚える必要はないと思います。

原形
現在形
過去形
過去分詞
現在分詞
  can could    
  must      
  may might    
  will would    
  shall should    
  ought to      
    used to    
(dare) dare dared    
(need) need      


[2] have, be, do

(1) have
動詞の過去分詞と結びついて完了形を作ります。原形・現在形・過去形・過去分詞のほか,不定詞・現在分詞・動名詞の形もあります。
Prices have been stable recently. (最近は物価が安定している)

(2) be
動詞の現在分詞と結びついて進行形を作り,また動詞の過去分詞と結びついて受動態を作ります。 have と同じように,すべての形があります。
It's getting more spring-like day by day.
(日に日に春らしくなってきた)

(3) do
疑問文・否定文を作り,また文を強調する働きをします。 have,be と異なり,動詞の原形不定詞とともに用いられます。原形・現在形・過去形だけがあり,過去分詞・現在分詞はありません。
I don't know what you mean. (君の言っていることがわからない)
Where did your brother go to college?
(兄さんはどこの大学に行きましたか)
He did mean that. (彼は本気でそう言ったんだ)〔強調〕

原形
現在形
過去形
過去分詞
現在分詞
(1) have have, has had had having
(2) be am, are, is was, were been being
(3) do do, does dek    

 

 

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