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 アメリカ文学のながれ
 イギリス文学のながれ
 The Catcher in the Rye
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ENGLISH & AMERICAN LITERATURE

 
 

 

英文学の研究とは

 英語の学問には大きく分けて英語そのものを扱う「英語学研究」とアメリカ,イギリスのみならず,カナダ,オーストラリア,ニュージーランドなどを含む英語を母語とする人々が生活する土壌で生まれた文学を扱う「英文学研究」に分けることができます。英文学というと厳密にはイギリス文学のことになりますが,広義には「英語を母語とする作家による文学」を総称して英文学と呼んでいます。最近では南アフリカなど上述の国々以外の文学までもが英文学の範疇に含まれるようになってきました(下図参照)。
 一般的な学生はイギリス文学かアメリカ文学を選択することになる場合がほとんどでしょう。それは学生本人の興味とは関係なしに,まず指導できる先生がいるかどうかにかかってるからです。通常はある作家のある作品に出会い,興味を持ち,そしてそれを研究対象として選択するという流れですから,必然的に講義で取り上げられる頻度の高い作家・作品,つまりイギリス文学とアメリカ文学を研究対象として選択することが多くなります。文学研究の対象はもちろん文学全般となりますが,あまりに範囲が広いため研究対象を絞り込むことが必要となってきます。Aのカテゴリーの個々の作家についての研究は「作家研究」,Bのカテゴリーの個々の作品についての研究は「作品研究」となり,まとめる論文はそれぞれ「作家論」「作品論」ということになります。Aの作家研究をするならば,その下流Bの多くの作品に関連する多くの文献にあたらなければいけませんから,かなりの時間と労力が必要とされます。一方Bの作品研究では作品を深く掘り下げて研究する必要がありますから容易というわけではないものの,前者に比べてあたる文献は少ない場合が多く,時間と労力は軽減されることは確実です。しかし,どの時代のどの作家・作品を研究対象にするにしても資料の集めやすさは大きく異なります。多くの研究者が研究対象とするものほど,資料が入手しやすくなる傾向があります。イギリス文学とアメリカ文学の主なながれを独立したページにまとめていますので,そちらも参考にしてください。

       
A
B
文学(英文学)
イギリス文学
シェイクスピア
ロミオとジュリエット
 
 
 
ヴェニスの商人
 
     
その他
 
 
 
 
 
アメリカ文学
サリンジャー
フラニーとズーイ
 
 
 
ナイン・ストーリーズ
 
     
その他
 
 
 
 
 
カナダ文学
モンゴメリ
赤毛のアン
 
     
その他
 
 
 
 
 
オーストラリア文学
 
 
 
         
 
ニュージーランド
 
 
 
         
 
その他
 
 


イギリス文学のながれ

 イギリス文学と英語の発達の間には密接な関係があります。英語は英語史の上からは大きく古英語(OE)450-1100年,中英語(ME)1100-1500年,近代英語(ModE)1500-1900年,現代英語(PE)1900年以降の4つに区分されます。さらに近代英語(ModE)は初期(EModE)1500-1700年と後期(LModE)1700-1900年に分けることができます。イギリス文学を学ぶ上で,誰でもがその名を耳にするシェイクスピアはこの近代英語初期の作家です。イギリス文学の資料としては,実際に残存しているものは7世紀ごろからのもので,文献の数もそれほど多いものではありません。この歴史の深いイギリス文学ですが,各時代と代表的な作家を概観してみます。

 

アメリカ文学のながれ

 イギリスの植民地であったアメリカの文学は,イギリス文学の後を追うことから始まったと言えます。このアメリカの文学は19世紀に入って目を見張るような成長をみせ,アメリカ文学としての地位を確立していくことになります。アメリカ文学を学習するには,まずアメリカ合衆国の国家としての歴史の新しさ,次に多民族国家で国土が広大であることなどについて考える必要があります。アメリカの歴史はわが国日本やヨーロッパとは異なり,古い文化・伝統を持っていません。逆に言えば古い文化や伝統に縛られることなく,独自の文学を,自由な試みで創造することができたと言えるでしょう。ここでは独立戦争以後のアメリカ文学のながれを駆け足で見ていくことにしましょう。

 

The Catcher in the Rye

サリンジャー(Jerome David Salinger)はアメリカ文学の歴史の中でも,最も重要な作家の一人として数えられます。彼の作品の中でもとりわけ有名なThe Catcher in the Ryeは1951年に出版された長編小説で,1950年代のニューヨークを舞台に,大人社会に欺瞞を抱く少年ホールデンの3日間を描かれています。現在は登場する場所の説明,一部の構文の分析にとどまっていますが,メールマガジンで一文ずつていねいに英文読解を行っていますのでそちらをご活用下さい。バックナンバーはメンバーのみにBulletin Boardで公開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
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