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DISTANCE LEARNING
- 大学・大学院通信教育課程 -

 
 

Distance Learning とは
 Distance Learning とは英語で通信教育を指す言葉で,「遠隔学習」 と訳されます。これはインターネットを利用したプログラムや郵便などの通信形態のみでの学習なども含むものです。アメリカでは他にも形態によってIndependent Study や Correspondence study などと呼ばれることもあり,様々な分野の学位取得が可能となっています。
 日本の大学通信教育は正規の大学教育であり,文部科学省に認可された教育課程で,卒業後は通学課程と同様に学士の学位を取得することができます。 通信教育の優れた面は,学びたい人が仕事と学習を両立させながら,生涯を通じて学べるところです。それは入学に際しては試験を課されることもなく,書類選考のみで入学を許可されることにも表れています。地理的な理由で大学に通学できない人や,さまざまな理由で大学進学を断念せざるを得ない人にとっても,進学の可能性を与えてくれる画期的なシステムと言えます。

 大学通信教育は全国各地の大学で展開されていますが,伝統的なところでは法政大学,慶應義塾大学,日本大学,中央大学などがよく知られています。大学によって開設されている学部や学科が異なるので入学志願の場合は事前によく調べる必要があります。例えば英語を学びたいと思えば,東京周辺では慶應大学か日本大学の2大学に限られるし,関西では佛教大学などが候補にあがるでしょう。同じ通信教育部でも大学によってカリキュラムや費用が異なるので注意が必要です。例えば,慶應大学では第2外国語が必修科目ですが,日本大学は第2外国語は必修ではありません。大学によっては,一部の学科で卒業論文作成を必要としないところもあります。また,教職課程の履修に際しては大学ごとに費用にばらつきがあるので,十分に事前調査することをおすすめします。何を専攻するか決定したら,各大学の費用を検討し,最短での卒業,免許取得にどれくらいの金額が必要かをシュミレーションしてみるのもいいかもしれません。下部に学費の比較例として日本大学と佛教大学をとりあげ表にまとめましたので参考にして下さい。学費等は変更になる場合もありますので,最終的には必ず大学の公式ホームページにて確認して下さい。

 大学通信教育は「通信」とはいえ,スクーリングでの30単位以上の取得が必修となっています。大学を選ぶ際には,スクーリング受講時を想定して,交通の利便性も視野にいれて考える必要があるでしょう。一日だけのことなら遠いところにある大学まで交通費をかけて行くのもそれほど苦にはなりませんが,一定期間大学に通うとなるとそうはいきません。東京都内か東京周辺に居住あるいは勤務していて,夜間スクーリングなどを受講するつもりなら,入学前から通学のことを考えて大学を選択したほうがよいでしょう。また地方在住者でも自分の居住地周辺でスクーリングが開講されているかを事前に知っておくことが重要です。大学通信教育課程に入学しながらも卒業までこぎつけるのは入学者のおよそ10%程度といわれるのは,このような事情も一因となっているに違いありません。

 

 

通信制大学院について

 現在通信制大学院の中で英米文学・英語学・英語教育の研究が可能なところは日本大学総合社会情報研究科文化情報専攻(以下日本大学),佛教大学大学院文学研究科英米文学専攻(以下佛教大学),名古屋学院大学外国語学研究科英語学専攻(以下名古屋学院)の3つの大学に限られます。日本大学は修士課程(博士前期)と博士課程(博士後期),佛教大学と名古屋学院では修士課程が設置されています。それぞれ研究科名が異なるので取得学位名は変わってきますが,取得可能な免許は中・高英語科専修免許と全て同じとなっています。佛教大学では英米文学(詩・劇を含)・英語学・英語教育の主要3分野,名古屋学院大学はでは英語学を中心に英語教育,英米文学など,また日本大学では英米文学,英語教育の研究が中心にとなっています。修士論文作成の要件は大学によって異なっていますから,志願する前にある程度は調べておくとよいでしょう。例えば佛教大学の場合は修士論文は英語で執筆することになっていますが,名古屋学院のホームページによれば同学院では日本語,英語のどちらで執筆してもよいことなっています。大学院の学費についても,大学の学費同様下部の表に示していますのでご参照下さい。

 通信制大学院は通信制大学と異なり入学に際して選考試験が課されます。日本大学と佛教大学の修士課程を例にみてみますと,日本大学(文化情報専攻)では入学志願時に研究計画書を提出し,続いて専門試験を受けることになっています。また日本大学では大学卒業後3年以上経過している受験者は英語の試験を免除してもらうことができます。また,あえて英語の試験を受験する場合でも英和辞典が参照可となっているのはうれしいところです。 佛教大学(英米文学専攻)の場合は,一次選考で専門試験,第二次選考で面接試験を受けます。専門試験では英語の能力(英作文など)や英語学あるいは英米文学についての知識が問われます。専門試験の合格者のみが面接試験を受験し,専門試験成績と面接試験評価を総合して判定されます。専門試験では日本大学と異なり辞書類の参照は一切認められてません。

日本大学総合社会情報研究科

佛教大学大学院文学研究科

名古屋学院大学大学院英語学研究科

通信制大学・大学院の学費比較例(日本大学/佛教大学)

(平成18年度)
日本大学
佛教大学
日本大学大学院
文化情報専攻
佛教大学大学院
英米文学専攻
入学選考料*
10,000円
10,000円
35,000円
【第1次】25,000円
【第2次】10,000円
入学金*
20,000円
20,000円
200,000円
227,000円
学費(年額)
90,000円
145,000円
645,000円
補助教材費
5,000円
施設設備資金
150,000円
学友会入会金*
500円
500円
学友会費
2,000円
2,500円
1,500円
凖校友会費
3,000円
校友会費

10,000円

入学時必要経費合計
130,000円
178,000円
1,005,000円
317,000円
次年度以降
100,000円
150,000
805,000円
229,000円

スクーリング費用
1講座あたり 10,000円〜13,000円
昼間スクーリングは10,000〜20,000円
卒業に必要なスクーリング単位(30単位)
217,000円
(29科目)
パソコン貸与費・スクーリング受講費とも授業料・施設設備資金に含まれる。
1単位につき
9,000円
教職科目履修に
かかる費用等
1単位あたり1,500円
(約40単位前後必要)
(スクーリング費用は別だがテキスト学習で取得できる単位が多い)

127,000円
(スクーリング費用は別)

必要なし
(中高英語科第1種取得者の場合)
必要なし
( 中高英語科第1種取得者の場合)

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
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